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Cafeオーナーインタビュー > Cafeオーナーインタビュー File#01

Cafe Lien(カフェ・リアン) 東京都足立区

カフェオーナーインタビュー CafeLien

「カフェを通して、地域に社会参加したい」

自宅の新築をきっかけに、同じ場所でカフェをはじめたいと決意したCafeLienオーナー。家庭の中で、妻であり母であると同時に、得意な料理やパン作りを活かしたカフェを通して、地域に社会参加をしたいという夢を実現しました。
住宅の新築計画から約2年、カフェをオープンしてから1年がすぎたオーナーに現在の心境などを伺いました。

カフェオーナーインタビュー CafeLien

「地元の方々にお店が知られてきた実感があります。」

― 駅から離れた場所で、住宅が密集しているわけでもなく、商店街も近くないこちらで、平日のお昼前の時間帯ですが、お客様がいらしてますね。

リピーター(常連さん)が増えてきました。モーニングをやっているので、毎朝来てくださるご夫婦、お一人で新聞を読みながら朝食をとられる方、お昼には近くのママさんたちにも利用してもらっています。「やっとお店が知られてきたかな。」と実感しています。

― 着実に根付いていますね。こういう場所ですから、最初に入ってもらうことも大事ですし、リピーター(常連さん)を増やすというのも難しいことだと思うのですが。

実は、最初に来てくれていた知人や親戚が落ち着いた3か月経った頃、お客様が急に少なくなりました。地域的にも価格帯が高いと難しいことも感じました。その時、この地域のお客様には何が喜ばれるのかをスタッフと色々と考えて、価格やメニューを見直したのです。具体的にはスタッフの提案で一つのお皿に色々とのせて価格を抑えたワンプレートランチをはじめて、看板に分かりやすく宣伝しました。ご近所にティッシュやチラシを配って、ポイントカードもはじめました。そういった様々な工夫を重ねていくうちに、受け入れてもらえてきたたようで、お客様が少しずつ増えてきました。

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「カプチーノを“泡のあれね。”と頼まれます。」

― どういったところが気にいられていると思いますか?

最初はどうしても新しいお店は敷居が高いと思うのですが、お店に入ってみて、価格がそう高くなく、この雰囲気でそれなりのものが出て来るところでしょうか。ランチセットのドリンクも手抜きせずやろうとスタッフが言ってくれて、コーヒーは一杯ずつドリップで入れています。セットでカフェラテとカプチーノも頼めるようにしました。そしたら今までカプチーノを飲んだことのないお客様が気に入ってくださって。ランチで「泡のあれね。」って頼まれるんです。価格を抑えて手間をかけることは大変なのですが、そういうお得感が大事かなと思っています。

― 食事だけ、飲み物だけ、価格だけ、ってことはないと思いますよ。手間のかかるドリンクを丁寧に出すのは大変ですが優しい心遣いですよね。

そうですね。人が大切ですね。うちはスタッフがお客様の様子に応じて、すごく上手に声掛けや接客をしてくれています。常連さんにも自然に対応してくれるので、実はすごくスタッフに救われているのです。メニューにしても、お客様の反応や地元での様子を集めてアイディアを出してくれます。料理も上手いです。(笑)

― やはりバランスが大切ですね。

本当に全部がバランスよくなければだめですね。売上や仕入れが大変に感じるときは正直なところ「お得すぎる?!」「メニューも色々とやりすぎている?!」と色々と思ってしまうことがありますけれど、結局、地元のお客様に喜ばれるようにやってきたらそうなってしまいましたから。人が人を呼びますし、恵まれたスタッフと一緒になんとか日々色々と工夫しています。

カフェオーナーインタビュー CafeLien

「“美味しい”とお客様が言ってくださるのがうれしい。」

― カフェオーナーとして、どんな時にやりがいを感じますか?

やはり、「美味しい」と言ってもらえたとき、そのお客様がまた来てくださった時ですね。一度来たことのあるお客様が貸し切りのご予約を入れてくださったときなど、「気にいってくださった。」と感じてうれしいです。他の常連さんのことを考えると、貸切りが増えすぎるのはどうなのかなと思いますが、気にいって予約をしてもらえるのはありがたいです。おもしろいことに、貸切りのお知らせを見て、「貸切りができるなら。」と予約を入れてくださるお客様もいらっしゃいます。

― お客様から教わることはありますか?

もちろん、メニューの反応など日々教わっています。1周年に感謝の気持ちでチラシを配って粗品を用意しました。スタッフと「常連さんにお渡ししたいね。」と話していたら、本当に常連さんが皆さんいらしてくれて。「地元の常連さんが、本当に大切。」と実感しました。

カフェオーナーインタビュー CafeLien

「“規則正しい毎日”を過ごしています。」

― ご自宅にカフェというのはどうですか?

家賃は主人と設定していますが、「支払えなければ続けられない。」といったストレスに悩まなくてよいのはありがたいです。生活面では、何かあったときにすぐに自宅に戻れるのは何と言っても便利です。毎朝、家の仕事をして、家族を送り出して、カフェに来て、夕食前には帰って仕度をして。ある意味「規則正しい毎日」です。家族のことを考えて、夜と日曜日は特別な予約以外はやっていません。家庭とのバランスも自分にとっては大事ですから。

― オーナーさんはすることが多いですよね。

多いですね。価格をおさえて良いものを出さなければいけないと思うと、仕入に力を注がなければいけないですから。今までしたことないほどのたくさんの買物をするわけですね。安く良いものを仕入れられる場所を聞いて、車で走り回っています。(笑)

― もっと、こうしたいと思うことはありますか?

他のお店に行きたいです。はじめる前は、自宅の引越しのこともあり大変でしたが、都心の色々なカフェ等をまわって情報を入手していました。お店をはじめると、休みもやることがありますし、なかなか他の店に行くまでの余裕がありません。お客様に喜んでもらうメニューを考えるためにも、外に出て色々な刺激を受け、見てこなければと痛感しています。少しずつ、スタッフにお店をまかせて意識して外に出るようにしています。足元ばかり見て、自己満足していてはいけないなと思うのです。

カフェオーナーインタビュー CafeLien

「“いいお店だね。”と言われます。」

― コムスペースでデザインさせて頂きましたが、お店の空間はどうですか?

お店は気にいっています。お客様からも「いいお店だね。」と言われます。エントランスを開放的にしてもらったので、自転車でも入りやすいと思います。ランチどきにずらっと自転車が並ぶと「おお!」と思います。

― 気になるところはありますか?

天気の良いときはテラスで座っていただくこともあるのですが、これから日差し対策をもっと考えなければと思っています。また、節電の流れもありますし、空気の通りなども対応しなければと思います。店内が白基調なので、掃除にはとても気をつかっています。お店ができても、お客様に快適に過ごしていただくように維持するには努力が必要ですね。

― これからカフェをはじめたい方へ何かアドバイスはありますか?

私はちょっと、色々とやりすぎちゃったかな。例えばカレーにこだわるとか、コーヒーにこだわるとか、そういうこだわりをぶれずに持ってうまくやっているお店ってあると思います。今度お店をするなら、一つこだわりを見つけてうまくやりたいかな。とにかく、何事もぶれないでやり続けるこだわりは大事です。

カフェオーナーインタビュー CafeLien

― 今日はありがとうございました。

<コムスペースから一言> Cafe Lienオーナーの「こだわり」は、何か一つの料理やメニューではなく、徹底した地元志向でした。立地的には、駅から遠く、開発がはじまったばかりの土地柄で、正直なところ「地元、自宅」のメリット以外は難しい場所でした。1年で常連さんを増やしているのは、様々な面でお客様とコミュニケーションをとりながら常に進化しているスタイルがあってこそ。また、常に前向きなオーナーの魅力がスタッフの力を引出し、お客様を呼ぶ好循環になっています。地元の方にとっても、Cafe Lienで過ごすひとときが、くつろぎやコミュニケーションの素敵な時間を過ごす新たなスタイルを生んでいる様子が大変素晴らしく感じました。

お店情報:「CafeLien(カフェ・リアン)」東京都足立区梅田5-25-23 【お店HP

撮影:J-LIGHTS 板村光一郎